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2016/03/16   横浜マラソン2016出場!


今回は横浜マラソンでハイタッチしてきました!
僕はひどい花粉症のため、この時期はレース出場を控えていたのですが、ハイタッチカウンターの認知度も上がって期待されていると聞いたら出ないわけに行きません。



当日は曇り空で時期的にはやや寒く感じました。
雨さえ降らなければハイタッチカウンターは出動できるので万事OK!
横浜マラソンはスタートにトイレが多く設置されているのは助かりますね。





そして剛力彩芽さんたちのコールでスタート!
ハイタッチって、スタート直後は、ランナーも応援も気後れするものですが、今回はコース後半に応援の人が立ち入れないエリアが多くあるということを聞いていたため、 序盤から伸ばされた手を少しも漏らさないつもりでタッチ。ぎっしり詰めかけた横浜の人々は、大人も子供もみんな笑顔で手を差し出してくれていました。
また、横浜は東京と同じくらい仲間が住んでいる町なので、応援にも知った面々が多くて心強かったです!





それだけに、5kmより先からの本牧に入ったあたりから、応援の人が全くと言っていいほどいなくなってしまったのには、ビックリ。
途中の根岸で若干街に入ったものの、これが折り返しまでずっと続きます。
しかし、特設応援団の人々が踊ったり歌ったりしてくれるおかげで退屈はしませんでした。
この区間のタッチは、ほとんどがボランティアの人達によるものでした。寒さと花粉に耐えてずっと誘導してくれていた姿には大感謝です。







折り返しの魚市場でようやく人垣が増えたものの、中間地点を過ぎるとすぐに首都高湾岸線へ。当然ここにも応援はいませんでした。
同時に、最初に丁寧にタッチしすぎたため、第七関門では足切りまで12分という危ないタイムで通過。
これはまずいということで、ここからは通常のレースペースで一気にタイムを稼ぎました。
ただ、この区間内も、給水やボランティア、特設応援団の人々とのハイタッチは忘れませんでしたよ!





32kmあたりでようやく首都高を降ります。
といっても、そこは港の倉庫街で、やはり人はまばら。
今回はちょっと回数を伸ばすのは苦しいかも…。



しかし、再びみなとみらいに近づくにつれ、人は増え、山下公園付近からはコース両沿道にぎっしりと応援が現れました。
また何度も「きたきたー!」とか「◯回目のタッチだよ!」など、僕を待っててくれた人の声をいただきました。
往復で3度も応援してくれた、ママと子どもたちの団体にも「ハイタッチおじさん!」と呼びかけられました(笑)
以降は、ほとんど歩くようなペースで、ゴールまでずっとハイタッチしっぱなしだったように思えます。





かくして、残り5kmで一気に1000カウント以上稼ぎ出し、最終的には4681回に!
数そのものは東京ほどではないですが、応援してくれる人の密度からすると、驚異的な数字です!
ただ、もしも始終、応援の人がぎっしりだったら、たぶん関門通過できなかったと思いますから、マラソンしながらのハイタッチも簡単ではないと感じた日でした。



最後の方は鼻水が止まりませんでしたが、とっても楽しくハイタッチできました!
横浜の皆さん、ありがとうございました!






2015/02/25   大阪マラソン2015出場!


みなさんお久しぶりです。今回は大阪マラソン2015でハイタッチしてきましたよー!!
いやもう、本当に楽しかった!アウェイなのでちょっと気後れ感もあったのですが、大阪の人って本当にノリがいいのでこっちが盛り上げてもらったような気がします。



天気もコンディションも上々で、10月という季節はこれまでメインで出場してきた東京マラソンにない走りやすい日和でした。
なお、今回のコスチュームは視認性を考慮して全身黄色。加入している明走会のユニフォームを使用しました。
参加賞シャツが見事にタイガースカラーだったのでこちらを使用してもよかったかも。



さすが大阪ということで、東京に負けないくらい多くの人が路上で応援してくれていて、スタート直後からどんどんカウントが増えていきます。
僕はもともと方言が大好きなのですが、大阪弁って聞いててほんとに温かいですね。
どこに行っても敬語でなく「がんばりや」とか「絶対ゴールせなあかんで」と顔見知りのような親しみのある言葉をくれて、地元近所を走っているようでした。



今回はジャニーズのタレントも走っていて、それを応援に来たファンの女の子がかなり多かったようなんですが、彼女たちが思ったよりもずっとハイタッチしてくれたのが印象的。
もっとも、応援対象が近くに来た時は見向きもされませんでしたが(笑)
そのほか、道中では、たい焼きにセーラー服で有名なたもんさん(この格好でサブスリー!)の応援をもらったり、同じ明走会のメンバーで走るカメラマンの辰巳さんともお会いできました。
本当に遠くの街を走っているとは思えませんでした。





また、ちょっと怖い印象のある西成区ですが、個人的にはここが最も楽しかった!
活気と笑顔がものすごい!朝からビール片手に、まるでお祭りのようにマラソンの応援を楽しんでいる風景や、脚立に乗って大声出している女の子を見つけ『じゃりン子チエ』を思い出しました。
こどもから老人まで、みんな手を出してハイタッチに応えてくれましたよ。





名物「まいどエイド」では海苔巻きやらコロッケやらタコさんウインナーなど、弁当を食べるがごとくしっかりと食べてしまい、ペースダウン(笑)
もっとゆっくりここで食べていたかったなあ。





なお、今回は毎月の300km超走が効いたのか、32kmの壁どころかゴールに差し掛かってもまるで足が堪えず、最後までゆとりをもってみなさんとハイタッチできました。
最もキツイと前評判にあった35km地点の橋でも応援は途切れず、体力的にもじゅうぶんゆとりがあったので、たっぷりと楽しんでゴールゲートをくぐりました。







結果は5030回!これは驚くべき数字です!
というのも、大阪マラソンは全体のかなり多くの区間が走路と沿道とで1レーンぶん隔てられているため、その間はハイタッチできずに通り過ぎるしかなかったからです。
このあたりが沿道と接していれば東京マラソンを凌ぐ数字が出たかもしれません。実に惜しい。



遠方であったにもかかわらず、同じように遠征してきたり現地に住む仲間が駆けつけてくれたり、懐かしい再開もたくさんあった大阪マラソン。
遠征がなかなかできないので、今後は走ることは少ないかもしれませんが、そのぶん最高の1日となりました。


2014/02/23   東京マラソン2014出場!


いよいよやってきた東京マラソン2014!
今回は着物をもとに作ったお祭り風スタイルです!





三度目ともなると、もうだいぶ要領がつかめてきました。
新聞に載ったおかげで周囲の認知度も高まり、あらかじめインターネットを使ったいろんな方法での応援や、ハイタッチを待ってるというメッセージを貰ったりもしました。





よって、僕もいつもよりゆっくりと走り、出来る限り伸ばされた手を漏らさずタッチできるようにしました。
特に子どもたちは見逃さずにハイタッチ!よくわからずに連れられてきたマラソンの応援を強く意識できる助けになるのではないかと思ったからです。僕が最初の応援で東京マラソンを意識したように。

最初はおっかなびっくりしている子どもも、ボタンにタッチすることでカウントが上がるとにっこり。
何を意味するかわからなくても「自分のハイタッチで何か起きた」ことは感じてくれます。
そしてそれがマラソンへの興味につながれば狙い通り!いつか、一緒に走るランナーになってくれたら嬉しいです。

例年通り、スタートから市ヶ谷あたりまではハイタッチの手もややまばらで、こちらから積極的に手を出して誘って行きます。
応援にも「慣れ」があり、時間が経つほどに互いのコミュニケーションのテンションも上がっていくようです。
それでも3kmで約800回をまわし、かなりのハイタッチをしてもらいました。

最初の給水を過ぎて飯田橋あたりにさしかかると、自分も観客も「慣れ」てきて、ハイタッチの回数も順調に増えていきます。
5km地点は1059、8km地点の皇居では1553とかなりのハイピッチです。
この辺りでいつも移動しながら応援してくれているランニングの友人達に会い励まされました。



しかしこのあたりからトラブルが徐々に起き始めます。

まず最初は衣装の着崩れです。
装着の手軽さを考え、あえて作り帯(マジックテープ式)にしたことが裏目に出て、予め設定した締めテンション以上にはきつくできず、装備品の重みとランの振動で緩んでいくのが止められません。
これはクリップで留めるなど応急措置に。普通の帯だったら、きつく締め直すなど、いくらでも方法はあったのですが。しかしこれは今後コスプレランをするのに役立つ大きな反省となりました。
このためかなり早い段階でビジュアル的にはだいぶボロが出ています(笑)
カウンターの不具合にだけ気を取られ、まさか走ることそのものが困難になるとは。

それにともなって携行品の位置を変えたことで電源スイッチを触ってしまったらしく、一定区間で電源が切れていたのです。
沿道の人に「表示、点いてないよ」と言われて焦りました。したがってこの間はノーカウントに。



そしてまさかのハイタッチボタンと本体をつなぐコードの断線。
前方で急にストップして写真を撮り始めたランナーに引っかかって"ブチッ"!
これには参りました。ハサミやビニールテープなどのエイドキットを持ってきてはいたものの、修復しても反応せず、「あー…今年はもうだめだ」と諦めかけました。
しかし、三度の経験を積むと用意周到になるもので、念の為に持ってきた予備ボタンの存在を思い出します。
スタート寸前まで「今年はいらないかな」と最後まで迷ったものですが、用心深さが功を奏しました。
予備ボタンは接触がやや不良で、使わないに越したことはなかったのですが、ないよりマシです。
この後、たまにタッチがカウントされないこともありましたが、最後まで予備ボタンは動作してくれました。





15km地点で、あのジョセフに出会いました。全身電飾とガジェット装備でお馴染みの有名ランナーですね。
予めtwitterやfacebookでご挨拶があったので、会ったらすぐに打ち解けました。
どうやら彼も頭部の装備品が重すぎて困っていた模様。結局最終的にはヘルメットは外して走ったようです。
色物ランナーとして、そのあたりの悩み、わかります!

いろんなロスでタイムはかなり落ち込んだ一方、カウントは非常にハイペースで、この時点でカウントは2369。復路の増上寺で2744でした。





それ以降は目立ったトラブルもなく、だいぶご無沙汰していたランニング仲間や、東京レディースハッシュのビールストップで一杯やったりと、楽しむペースがつかめてきました。
銀座に入ると一気に賑やかになり、周囲のランナーにも、芸能人やヘビーなコスプレなど、いろんな人が見つかるようになりました。
このあたりの時間帯が、いろんな楽しみ方をするファンランナーの密度が高いと思います。

遅れすぎて移動ランで応援してくれる仲間の待機に間に合わなくなってしまったのは残念ですが、一昨日に掲載された新聞を読んだと声をかけてくれる人や、先回りして二度目三度目のハイタッチをしてくれる人もちらほらあらわれ、意思の疎通がスムーズなった気がします。
疲労もかなり蓄積して息も乱れましたが、マラソンの応援に対し、ただ通り過ぎる際に声をかけてもらうだけでなく、こちらも待っててくれる人に応えるという新しい形を見いだせたようで嬉しいです。



そして浅草のスカイツリーが見える場所で4091!目標の4000回を突破しました!
この場所は、一昨年、妻とウェディングランをしてテレビに映ったところですね。
30km付近にさしかかると、周囲にはだいぶ歩いている人々が増えてきました。30kmを超えると、どんな走りこんだランナーでも急激にきつくなってくるのです。
それでも沿道の人々やボランティアスタッフは笑顔で声援をかけてくれます。こちらがげんなりして応えるにはいきません。
子どもたちも徐々に多く、そして応援慣れしたのか手を差し伸べて待っています。
一人ひとり、高さを変えてゆっくりタッチ。
関門の足切りにかからないようにだけ、ペースを調整しました。



32kmで5225、築地で5572、ゴールが近づくに連れ、ハイタッチの伸びも急上昇。
ここで、最も辛いと言われる佃大橋で振り返った時に見た光景を御覧ください。



フルマラソンには「32kmの壁」という言葉があり、ここで人間が本来1日に活動できる体力はすべて使い果たすといいます。
つまり残りは気力のみの戦い。それまで少しずつはランナー同士のハイタッチを行いましたが、ここからそれは遠慮して、ただ互いに黙してエールを送ります。
沿道からの応援の声も、このあたりでは耳に入っていても応えることが困難なので、観客の皆さんも決して無視されたと思わずにいてほしいものです。





佃大橋上で、応援を終えて帰ろうとしていた仲間たちに再開。
遅れて到着した妻もおり、このとおりの空元気で応答。めっちゃしんどかったですが。



毎年、朝が天候不良でもここまで来ると必ず晴れる豊洲を経て、いよいよラストスパート!
ボランティアスタッフの皆さんももっとも大変なところで、みんな笑顔でハイタッチしてくれました。
41kmの地獄坂を登り、ゴールのビックサイトが見えてきます。



ここ以降は沿道が離れてしまうため、最後のハイタッチ。
長かったように感じたハイタッチの旅も、ゴールがすぐそこにあると寂しくてなりません。



フィニッシュタイムは5時間48分。ハイタッチ回数は6885回。
目標を3000回近く上回る数字に我ながら驚きです。
これまでのフルマラソンの最長記録であり、最も多くの人と触れ合ったレースでした。

ハイタッチしてくれたすべての人と、大会を提供してくれた運営やボランティアの皆さん、そしてともに同じ場所を走ったランナーの皆さんすべてにありがとう!

やっぱり東京マラソンは面白いです!


2014/02/20   衣装決定と新聞掲載!


 東京マラソン2014は、着物を取り込んだ日本文化をアピールする衣装で走ります!
当初はもっと格式ある着付けとしたかったのですが、ハイタッチしながらフルマラソンを走り切ることを前提とした場合、 どうしても動きやすさをある程度確保する必要があったため、お祭りのようなスタイルに落ち着きました。

 

また、今年はこれを読売新聞さんに取材いただき、本日(20日)の都民版朝刊社会面に掲載されました。
なんと描き下ろしの拙作イラストも一緒で、今までとは違った記念と嬉しさに小躍りしています。

早くも多くの反響をいただいており、当日へのモチベーションは高まるばかり。
多くの皆さんとハイタッチできるようにしたいと思います!


2014/01/27   東京マラソン2014に登場決定!


 ご報告が遅れましたが、Mrハイタッチ、東京マラソン2014に出走します!
実に二年ぶりですね。専用ケースに封印していたカウンターの動作も検証しなくては!

 

僕本人もこの二年間でずいぶんランニングの経験を重ねてだいぶ走力もついたと思います。
ですので、少し足枷になっても、目立つアイコンをコスプレに適用してできるだけ多くの人にハイタッチしてもらう所存です。

決戦は一ヶ月後の2月23日!
今年もよろしくお願いします!


2012/02/26   東京マラソン2012出場!


 東京マラソン2012に出走してきました!



予告したように、コスプレのテーマはタイムリーに新郎新婦らしくタキシードとウェディングドレス。
そしてハイタッチカウンタは新機能である赤外線送受信で、二人でのタッチをカウントできるようにと、ラーメンでいえばトッピング全部盛り状態です!



天気の方は「私は晴れ女だから絶対晴れる!」という妻の自信を雨男の僕がおもいっきり削ぎ落した形での曇天ですが、幸い、フルマラソンは、雨さえ降らなければ曇ってるほうがコンディションいいので無問題!

現地で手早く着替え、運良くテレビの取材班に気づいてもらったことで、以降、ポイントごとに様子を全国区の電波に乗せて流してもらえることになりました。




今回陸連登録者としての出場であるため、スタートは最前列のAブロック。
陸連登録者というのは普通、まじめに陸上に取り組んでいるからこそロスの少ない最前列スタートなので、そこにこんなふざけた格好で割り込んで浮かないだろうか、と不安になったたものの、到着してみたら、スカイツリーやレディーガガや海賊など、もっとふざけた格好の人たちがいて、しかもハイタッチにも乗ってくれたので安心しました。しかもその海賊はなんと知り合い(笑)
類は友を呼びます。



海賊とその仲間たちと話していたらまもなくスタート。
僕らが狙っているのは、タイムの記録更新ではなくハイタッチの記録更新です。
昨年北山さんに託した結果"ハイタッチおじさん"を拝命してしまったハイタッチカウンタ装備者の名前をもっと華やかでクールなものに変えるために!
決して負けられない戦いがここにある!

基本的には沿道の人々が集まりやすいコースのアウト側へ移動して走ります。
ほかのランナーの邪魔にならないよう、そして赤外線の受信範囲と位置関係を守りながら走らないと妻のハイタッチが全部無駄になるので妻の持つブーケに仕込んだ送信機と僕の胸のカウンタに内蔵された受信機の直線上にできるだけ障害物が出来るだけ入らないよう保つのはかなり骨が折れました。



しかしながら、沿道の応援は、最初から暖かく、ほとんどすべてが「ガンバレ!」という汎用的なものでなく僕ら二人に向けられた「おめでとう!」でした。
それは肉体疲労をカバーできるくらいに気持ちの高揚をもたらし、素晴らしい励みとなりました。
驚いたのは沿道だけでなくランナーからも無数の祝福の言葉をもらえたこと。
フルマラソンは人間のエネルギーをギリギリまで搾り出すスポーツです。一言発する労力でさえ温存したいはずの自分のレースで精一杯やってる中、みんなわざわざ我々のために言葉と笑顔をくれるなんて、こんなに嬉しいことはありません!
だからこちらもほとんど全行程で「ありがとう!」を叫んでいた気がします。

もちろんハイタッチも忘れてません。
東京マラソンは、スタートからゴールまで沿道の人が途切れることなく、スタートの新宿はもちろん、自分がランを始めるきっかけであり妻と出会った場所である皇居外周にもぎっしり。
そしてそこには"ハイタッチおじさん"擁する我ら異色のランニング団体『ハイテンション選手権』の面々が。もちろん全員と両手のハイタッチを交わします。



次に日比谷から品川までのオフィス街をまっすぐ。
普段はジョギングしていても振り向く人はいないこの間、今日だけは隙間もないほどの人が道路に身を乗り出していました。
彼らの声援とともに伸ばされるすべての手を二人でもらさずタッチし、その先復路脇に待ち構えていたのは、声も顔ぶれもひときわにぎやかなハッシュの仲間達。ランニング後のビールが大好きな多国籍団体です。
「ハッシャーならばビールを飲め」と紙コップいっぱいの、マラソン中以外では大好物のそれを飲み干していつものセレモニーのポーズ。

このように僕のラン仲間はこんな変わった人たちが多いですが、彼らのお陰でランを楽しく続けられ、そしてその過程で妻に出会えたことは感謝せずにはおれません。

銀座に戻って今度は浅草へ。このあたりから小さな子供の小さな手も増え始めます。
そもそもマラソンなんかに縁のなかった僕がこの大会を目指したのは、この大会の応援で手が痛くなるくらいのハイタッチで、ランナーの熱意をもらったから。ハイタッチが全てのきっかけといっても過言ではありません。
今は何もわからなくてもその子供たちに向けたハイタッチが将来のランナーを生むかもしれない。そんな思いで、子供には止まってでもハイタッチをしました。
最後の折り返しを過ぎると応援のテンションもピークを迎え、怒号ともとれる景気のいい掛け声や「ダンナー!くじけるな!」と応援以外の感情がこもってそうな励ましすらいただけました(笑)

道中は、間違いなく長かったはずなのにとても短く感じ、そのなかに馴染み、初顔、ハイタッチカウンターを知ってて「待ってたよ!」と声をかけてくれる顔、ありとあらゆる笑顔がぎっしりとつまった密度の高い時間でした。
応援の人々とボランティアの人々と所々で待ち構えるテレビカメラで、僕らはシリアスレースとは別の意味で全く気を抜けずに、しかしこの大会を最高の思い出にしようというモチベーションに燃えて走りました。



しかし35km過ぎでは何度も経験しているフルマラソンの"壁"がやはり訪れます。
足が弾性を失ってずっしりと重くなり、走ることが困難になるエリア…。
普段柔らかいふくらはぎと大腿がカチカチになり、一歩ごと足の付根がきしむように疼くのです。妻も骨折を経験した左足首が辛そうに見えました。
そしてそれは唯一応援のひと気がなくなる佃大橋の上りにあり、そこでは前を行く多くのランナーが走ることをやめてゆっくりと歩きながら歩を進めいます。
僕もいっそ歩いてしまおうかと思いました。誰も見てないエリア、ちょっとくらい休んでもいいじゃないか、と。
しかし声が頭上から!高層マンションのベランダからも応援の人々が間違いなく僕らを見て「おめでとー!」と叫んでいたのです。
「ありがとー!」と満身創痍のランナーたちのなか、臆面も無く大声で妻が叫んで応えました。
さすが、東京マラソン。ゴールまでは、応援も妻も休ませてくれそうにありません。

豊洲を越えて最後の3km。長いハイタッチの、二人の旅も終盤です。
このあたりを走るたびに、気力とか言う抽象的なエネルギーの存在を強く感じます。
かつて二年前に経験したように、ハイタッチの手を挙げているだけでも億劫なこの区間が皮肉にも最も多くの人が沿道に集まっています。
そのぶん祝福の声は大きく多くそして暖かい。だからこそ、ここまで赤外線の関係で前後に並んでいた妻とはここから横並びに足並み揃えて、そして最初から保っていた笑顔を絶やさずに走りました。

そしてこの長大なバージンロードの終点、最後の直線ではMCからの新郎新婦のゴールをアナウンスされ、僕は最後の大仕事とばかりに妻を横抱きに持ち上げました!
失敗できない最後の場面で、ひょっとしたら腰が砕けるか膝が笑うかして失態を晒すのではないかと危惧していたものの、そこは僕の体も団結し○kgを抱えることに成功。
二人で42.195kmのウェディングランをここに完遂したのです。





ゴールと同時に日本テレビの取材を受けて思いの丈を全部話しました。
自分たちがしたこと、そして感じたことを広く大勢の人に聞いてもらえる感動と興奮は、味わってみて初めて知りました。タレントさんたちが羨ましい!
そして肝心のハイタッチの数字は、千の位がショートして表示が消えていたものの最後に確認したナンバーから照合して8811だと判明。"ハイタッチおじさん"二倍近い数字で記録を更新しました。二人の合計値なれど、そこは二人でひとつなのだからいいですよね?
翌朝の放送では"ハイタッチカップル"なる新しい名前を頂戴し、遠く離れた場所に住む人々からも続々と声を頂いきました。

かすかに残った余力で、翌日にダメージを残さぬようストレッチを行い、そのままメダルやタオルを受け取とります。
急に寒くなったので、トイレと着替えを手早く済まして、ラン仲間たちの待つ神田へ。
心にリフレインされる5時間半に満ちた声援と、繋いだ手だけは暖かかったです。



ハイタッチしてくれたみなさん、このカウンターを作ってくれた坂本さん、いつも支えてくれるラン仲間、そしてすべての応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!


2012/02/25   東京マラソン2012前夜


 気づいてみれば東京マラソンはもう3日後。
プライベートで人生有数の多忙な時期を迎えていて、この日が迫っていることをギリギリまで意識する余裕がありませんでした。

しかし、受付を兼ねたエキスポは昨日一度妻と共に行き、本日は昨日回りきれなかったブースを覗いたりもらえなかったノベルティを頂くためにと、二度も脚を運んでしまい、興奮は隠しきれません。



今年の東京マラソンは妻と二人、どうせならば統一された記号を纏ってと考えた結果、月並みにタキシードとウェディングドレスのコスプレで走ります。
(↑もちろん本番はトルソーではなく妻が着ます)



どちらもパーティコスのメッカのドン・キホーテ秋葉原で揃え、寒風の中のフルマラソンという環境下に耐えうるカスタマイズを考慮した結果、細部にいろいろな妥協を残さざるを得なかったことが悔やまれますが、皆さんからは簡単に見つけられると思うので、沿道で応援してくださる場合はぜひとも呼び止めていただければと思います。



そしてもちろんハイタッチカウンターも装備!
昨年末のホノルルマラソンでも感じましたが、沿道を人がぎっしりと覆い尽くす東京マラソンでこそこれが最も活きる舞台です。
今回は僕らの結婚への祝福を乗せてハイタッチをもらおうという我ながら厚かましい演出を加えていますが、どうぞ一生に一回の僕らの大事な機会ですのでご容赦ください。

制作者のサカモトさんも二人で使えるよう、第二のボタンは線を廃して赤外線センサーでカウントできる改造を施してくれました。
お忙しい中の急造で、現状まだ完全とはいえませんが、できる限りこの仕様を活かすための工夫を凝らしました。
カウンターを装備した僕が有線、妻は赤外線のワイヤレススイッチでカウントを行います!

ゼッケン番号はそれぞれ12364と15302。 ランナーズアップデート に入力することで現在位置が大雑把ながら把握できるので、接近したらぜひともハイタッチの構えでスタンバってくださいね!


2011/12/20   ホノルルマラソン2011でハイタッチ!


 今回、ホノルルマラソン2011でハイタッチカウンターを使用しました!



"ハイタッチ"って英語なのかと思いましたが、実は海外では"ハイファイブ"というのだそう。
そこで今回は表記に"~th Hi Five"も加えておきました。つまりホノルルではMr HiFiveです!

 

ホノルルマラソンの朝は早く、4時過ぎにはまだ夜も明けないワイキキの町に2万人以上の選手たちが集まってとっても賑やか。
既にスタート前からハイタッチは始まります。



そして、いよいよスタート!
盛大な花火と共に一斉にランナーの足音がアラモアナ公園の夜空に響きました。

 

序盤はまだ真っ暗なワイキキの町。
さすがに応援の人々は少なく、なかなかカウンターも回りません。
デジタル表示は注目を浴びるものの、機能までは伝わらないらしく、僕もどうアピールしていいやら。
今回はたくさんカウンターを回すのはちょっと難しそうです。

 

夜明け前には街を抜け、閑静な住宅街へ。
もちろんここにもまだ応援の人々はいませんでした。

しかし、コースのガイドしてくれている現地の和解ボランティアや、交通規制に乗り出してくれている警察官が 徐々にハイタッチをしてくれるようになりました。
日本人の方も多く、見つけてくれた人は全員がハイタッチしてくれ、数よりもコミュニケーションが嬉しく楽しい事を思い出します。
一緒に走っていたカメハメハ大王もハイタッチ!写真にはありませんが、高橋尚子さんもハイタッチしてくれましたよ。

 

やがて中盤を過ぎると沿道から声をかけてくれる人も増え、子供たちの応援も見えるようになりました。
僕の方も要領を得てきて「Please,HiFive!」と「1 cout it!」でアピール。
内容を理解した途端に笑顔で「Good job!」とたたえてくれました。
折り返してしばらくで、カウンターの数字は4桁に入ったようです。

坂が多いことと給水が多い半面、給食が全くない(私設エイドはたまにあり)点は事前に聞いていたので、それなりにペースを抑えつつ、 ハイタッチにおけるストップアンドゴーを繰り返しながらゴールを目指しました。

早朝スタートということと、幹線道路を走っていることが多いという点で、このレースは思ったよりもひと気は少なく派手ではありません。
しかしハワイの人たちは積極的にランナーたちを見守り、そして求めれば笑顔を応じてくれます。
それは速い人にも遅い人にも平等であり、普段は遠く離れて生きる多くの人と交流できるという点では ハイタッチカウンター開発の主旨と一致するものでした。

 

ゴールのカピオラニ公園になるとさすがに人が溢れて、一気にカウンタの数も増えていきます。
が、こちらもいくらペースを抑えたとはいえ疲労はかなりのもの。
スイッチを持ち上げる手のひらもだるく、カウンタと、万一の修理道具などを収めたランパックが食い込む肩もぎしぎしときしみます。
しかし応援の声というのは人を奮い立たせるもので、ここまで下り坂だったコンディションも一時的に上向きに盛り上がり、手を出してくれているすべての人とハイタッチしながらゴールできました!



今回のフィニッシュタイムは5時間39分。
そしてカウントは1468。
同じようなペースでタッチしても一昨年の東京マラソンでは5時間13分くらいだったのでだいぶたるんでしまったかな。
沿道の人の絶対数が少なかったので数も回りませんでしたが、そのぶん、ひとりひとりの顔をはっきりと思い出せるランとなりました。
曇りがちだった空もゴールでは爽やかに晴れ、清々しい気持ちでクールダウン。
ゴール後も握手や撮影を求められ、英語の苦手な僕も言葉以外で異文化交流ができたことが嬉しかったです。

ところで何を隠そう、このレースは僕と妻の新婚旅行なのです!
妻もまたランナーなので、新婚早々カメラマンとして並走してもらいました。
ただのカメラマンではフルマラソンずっと撮影してもらうのは無理ですから本当に嬉しかったです。
これからも彼女とは二人三脚で走っていきたいと思います。

#海外用タグ
honolulumarathon hifive counter


2011/08/19   東京マラソン2012に登場決定!


 ハイタッチカウンターが東京マラソン2012にも登場決定しました!
今回は僕、シバヤマヒデアキが妻とともに先行ペアエントリーにて当選したのです!



ハイタッチカウンターを多くのマラソンに登場させたいと望む反面、ハイタッチをしてくれる沿道の人の数が東京マラソンに及ぶ大会はほとんどありません。
この東京マラソンこそハイタッチカウンターの真価を発揮できる大会と言えるでしょう。

今回初めて設けられたペアエントリーの倍率は、通常エントリーの9.6倍(2011年実績)をはるかに下回る1.9倍。
およそ、2組に1組が当選する計算となりました。

しかし2013年からはこの枠も一気に競争率が高まるはず。
ハイタッチカウンターは三代目に託されることがあるかもしれません。

よって、2012年大会では、前回よりも更に張り切ってハイタッチしたいと思っています!
みなさんよろしくね!


2011/02/27   東京マラソン2011に登場!




 いよいよ東京マラソン2011大会当日を迎えました!
昨夜遅くまで作業した甲斐があり、ハイタッチカウンターは、より完全なものに仕上がりましたが、今年は例年にない好天のベストコンディションで、ハイタッチカウンターの防水に関しては心配なさそうです。



これを都庁の受付前で今回出走する北山氏に託し、二代目Mrハイタッチが誕生!
そしてフジテレビ様の取材を受け、去年の2175タッチを超えると宣言!北山氏への期待はさらに大きなものとなりました。
僕は応援の仲間と合流し、最初の応援ポイントである東新宿の歌舞伎町前で北山さんを待ちます。

9:10、スタート!
今回は使用するのが自分でないだけに、機械に不具合が起こらないかという不安はぬぐいきれません。
そんな中、9:17頃に北山さんが現れました。

 

肩に回すストラップが解けていましたが、ハイタッチカウンターは快調なようです。
この段階ですでに270を超える数字が表示されていました。これは期待できそうです!

北山さんや他の出場仲間を見送った後、僕らも応援ポイント間を走って巡る『裏東京マラソン』を開始。
新宿から芝公園に向けてを走り始めました。

 

しかし六本木に入った頃、北山さんより電話が。
それによるとスイッチコードが断線したとのこと!
どうやらたるんだコードを木の枝に引っかけてしまったようです。

急いで合流し、修理可能かどうか調べなければなりません。
僕らはペースを上げて芝公園に向かいました。



10:28、北山さんが芝公園の増上寺前に到着。
ほぼ同時にフジテレビ様の取材チームも到着し、このハプニングをとらえていました。

 

コードは根元から千切れていて、一見修理は不可能そうです。
しかしスイッチは去年も転んで破損していたので、ハイタッチカウンターの制作者である坂本さんが昨日予備のスイッチを作っておいてくれたのです。
おかげでカンタンに部品交換するだけですぐにカウンターは機能を取り戻しました。これで一安心です。

再び北山さんを見送り、今度は僕らも応援の本腰を入れます。
今年はゲゲゲの鬼太郎のコスプレをして、ランナーとハイタッチ!

 

築地にある仲間の事務所で衣装に着替えて沿道でエールを送り、手を伸ばしました。
こちらが目立った格好でいたせいか、ランナーの方々も笑顔で手を差し伸べてくれて、次々にハイタッチしてくれます。
こちらでは日本テレビ様の 『スッキリ!!』 に取材を受け、実際にテレビでほんの少しですが紹介されました。

最後は佃大橋にてハイタッチです!
しかしここまで来ると、全員が満身創痍で疲労を隠し切れません。僕らもマラソンでは35km過ぎからが最もきついのはよく知っています。
ただ手を伸ばすだけではタッチする元気もなく通り過ぎてしまうので、僕らは大声で声をかけました。
「がんばれ!」「ファイト!」「あと少し!」
すると、元気を取り戻してハッチをしてくれる人が増えてきました。



応援は、声をかけるだけでも選手を元気にしますが、実際に触れてスキンシップをとるとその効果は倍増します。
ここでもかなりの人とハイタッチし、僕らもランナーたちの戦いぶりに元気をもらいました。

そして13:28、我らが北山さんの登場。
普段からしっかり走りこんでいるだけあり、彼はまだまだ元気で、ハイタッチカウンターも健在。
数字は既に3500を超えています!スゴイ!
ただ、電池が消耗したのか表示が薄くなっていたので、ここで電池交換。これまた坂本氏に電池ボックスの予備をもらっていたので作業はスムーズでした。

北山さんはハイテンションで実に楽しそう。
タッチしてきた人々もみんな喜んでくれたと言います。
どうやらハイタッチカウンターは今年もその役目をぞんぶんに果たしてくれたようです。
僕らはゴールに入ることができないのでこの後は北山さんが一人で最後までがんばってくれました。
最終的なカウンタ表示はなんと4514!



二代目Mr.ハイタッチは、初代を上回る数字を残し、無事に42.195kmを完走しました。
その間に彼がしたハイタッチが、この数字以上の人々に元気と喜びを残したことを信じています。



ところで北山さんは「普通に走るよりずっと楽しい!この楽しさが一人しか味わえないのは勿体ない!」と言っています。
いよいよ量産の検討が必要かも…。
坂本さんと相談ですね!

あと、テレビでは"ハイタッチおじさん"と紹介されていましたが、正しくは"Mrハイタッチ"です!(笑)


2011/02/26   ハイタッチカウンターver2、東京マラソン2011に登場決定!




 皆さん、お久しぶりです。  東京マラソン2011に落選してしまった時点で大きく落胆し、大苦手の花粉症シーズンを迎えたため更新が滞っていました。 そんなわけで少なくとも僕の装備では当面出番がなくなると思っていたハイタッチカウンターですが、ランナー仲間・北山洋司さんが東京マラソン2011に当選したため、これを装備して走ってくれることになりました。
おまけにフジテレビ様からの取材の要請まで舞い込み、急ピッチで実働に向けた作業を開始しています。

 

本日東京マラソンexpo2011にて、これをK氏に託し、装備テストを行う場面が撮影されました。
この様子は、2月27日22:00のフジテレビ様『Mrサンデー』にて放送される予定です!
自分で走れないのは残念ですが、北山さんならばきっと去年以上の成果を挙げてくれるでしょう。

 

昨日は寝る間を惜しんで防水ケースと日光よけのひさしを作りましたが、本日のテストで北山さんから「腕に通すゴムの部分がこすれて痛い」との感想があったので、現在この日記を書いている間、洋裁の得意な妻が手縫いで腕に通すバンドの部分を制作してくれています。
というわけで、北山さんには、槍が降ろうが足が折れようが絶対完走してもらいます。

多くの人の努力によって、ハイタッチカウンター2は明日のデビューを迎えます!
東京マラソンに参加されるみなさんは、ランナーも応援の方も、ぜひハイタッチしてください!


2010/09/22   ハイタッチカウンターver2プロトタイプ!




 ハイタッチカウンターver2のプロトタイプが届きました!
坂本氏の努力により、ver1と同様の単三4本バッテリーで高輝度・大型のLEDを使用して視認性もばつぐん!
ゼッケン並みの大きさなので周囲の誰からも現在のカウント数がはっきりとわかります。
次は外側を覆う防水ボディと身につけ方の工夫です。
正式デビューをお楽しみに!


2010/08/25   ハイタッチカウンターver2の制作開始!


 これまでの使用で、雨や圧力でショートが起こり表示部分がおかしくなるという不具合や、晴天時には太陽の光に対してLEDの表示が弱く見づらいというウイークポイントが確認できました。
そこで制作者の坂本氏より、これらの問題をフィードバックして新たに作り直してみようという嬉しい提案が!
つまりハイタッチカウンターver2の制作開始です!

今度のカウンターは回路を見直すことで不具合が出にくくなるほか、4桁のデジタル表示がゼッケンと同じくらい大きなものになるそうです。
そのかわり消費電力が増えるので、デジタル表示は点滅となる模様。
電池をたくさん積めばいいのですが、重さはランニングの障害ですからなかなか増やすことができません。悩ましいところです。

とはいえ、新型の完成が楽しみ。
旧式は修理が終えたとのことなので引き続き使用可能です!


2010/08/10   初レンタル!小布施見にマラソン


あっとランナー都甲さんよりご依頼があり、小布施見にマラソンでハイタッチカウンターを使用していただきました!
前回修理したままのお渡しだったので、確立していない装備方法はお任せになってしまいましたが、写真のように工夫して身につけてくださったようです。



小布施見にマラソンは記録を狙うよりもコスプレやファンランを楽しむ趣旨なので、ハイタッチカウンターが大いに楽しみに寄与してくれたと喜びのご報告いただきました。



2010/03/28   『ランナーズ』に掲載!


 ハイタッチカウンターがマラソン雑誌『ランナーズ』に掲載されました。

 

当日のレビューと拙作の4コマ漫画を掲載しています。 文章も漫画も自信作ですので、ぜひ読んでください!


2010/02/28   デビュー!


 東京マラソン2010にてハイタッチカウンターがデビューしました!

 

当日は雨で日の光がなかったため、カウンタの表示がくっきり見えた反面、ビニールのレインウェアを着て走ることになったのでカウンタ自体がよく見えなくなってしまいました。
ハイタッチするために道路の端ギリギリを走らなければならないのですが、そのぎこちなさと寒さで前半は数字がほとんど伸びず。
カウンタを4桁にしたのは欲張りだったかなあとも思ったのです。

 

しかし、先に進むほどハイタッチのために積極的に手を伸ばしてくださる人たちが増え、最終的にはなんと2175という数字を記録。
途中、雨で回路がショートしてしまったために表示そのものは来るってしまったものの、一瞬正常に表示される数字やメモリの記録で確認できました。

21km地点で転んだときにスイッチが破損してしまったのですがその応急処置を手伝ってくれた人や、先回り応援で2度目3度目のタッチをして声をかけてくれた人たちなど、普段はその場だけだった応援がすべて強く心に残っています。

 

ただ走るだけでは声援を受けながら自分と戦うことに集中するだけだったマラソン。
しかしハイタッチカウンターのおかげで多くの人と触れ合うために先に進むという新しいモチベーションと喜びを感じることができました!

後日カウンターは坂本氏に修理していただき、無事復活。

 

次回は別の人に使ってもらったらどうかな、と画策しています。
僕もしょっちゅうレースに出られるわけではないし、ハイタッチに適した大会とそうでない大会があります。 また、多くの人に使ってもらうことでこの感動を広げ、多視点からわかることも多いと思いますからね。


2010/02/25   準備完了!


 とうとうハイタッチカウンタが完成しました!東京マラソンではこれを装備して以下のような服装で走ります。

長袖のウェアの上に手持ちの服の中で一番目立つ明走会の黄色いシャツを重ね着し、マラソン発祥の地であるギリシャにちなんだ月桂樹の環。 ハイタッチボタンは改良によって持ち替えが容易になり、右側でも左側でもタッチが可能です。 基本的には左手に備して、右手でハイタッチしてくれる多くの人々の様子を撮影する予定。 みなさんも同様にガンガン撮影してください。 どれだけたくさんの人と触れ合えるのか、今から本当に楽しみです。


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管理人写真

  管理人
  柴山英昭 (シバヤマヒデアキ)
  
  走るイラストレータです。
  レースのほか、都内を走って巡る
  マラニックや、ビールを飲むために
  走るハッシュなど、楽しんで走ることが
  好きです。